古楽セミナー・理論編 第2回「音楽の表現性」
昨年12月に開催されたミケーレ・ベヌッツィ先生の「古楽セミナー・理論編」、第1回に続く、第2回目が11月30日に開催されます。今回はヴィチェンティーノとカッチーニの序文を紐解きます。
...e qualche volta si usa un certo ordine di procedere, nelle composizioni, che non si può scrivere...
…時に、作品の中では書き記すことができないことを、ある種の領域では推し進められる…
イタリア語と音楽の結びつきを探るこのセミナーの道のりはまだまだ続きます。昨年は音楽と密接な関係を持っている修辞学(レトリック)に注目しましたが、本年はニコーラ・ヴィチェンティーノの《現代の実践に合わせた古代音楽》とカッチーニの《新音楽》、《新音楽、そして、それを書き記すための新様式》の序文を取り上げます。両者はいずれも、歌手が音楽表現の特質を際立たせるための手段を明らかにしています。
2025年度古楽セミナー・理論編
第2回「音楽の表現性」
講 師:ミケーレ・ベヌッツィ(通訳:福島康晴)
日 時:11月30日(日)14時~16時 (13時半 受付開始)
会 場:西新宿駅 徒歩3分、新宿駅 徒歩11分の会議室(予約時に詳細をお知らせ)
参加費: 会員 無料(対面参加要申し込み)
非会員 対面参加 3,000円(アーカイブ配信付き)
アーカイヴ配信 2,000円
※対面参加 先着18名
申込方法:次のフォームへ入力してください。
(対面参加の場合、会員の方も必須です)
https://forms.gle/3MSgULnUunjmy9Ni8